「痛みと戦わない」ということ
最初にやらなければならないことは痛みに対する考え方を変えることです。
その重要なポイントとは。。。。
「痛みと戦わない」
ということ
慢性腰痛を抱えているあなたの自律神経は「闘争」or「逃走」反応の真っ只中です。
そこに「戦う」を持ち込めば「火に油を注ぐ」結果となり逆効果です。
ではどうすべきか?
痛みを相手にしない。
あるいは無視する。
もっと言うと治そうとしない。
「痛みを治そう」=「痛みに拘る」という事です。
痛みは一度執着を見せるとどんどん拗らせてしまう特徴があります。
些細な痛みすら気になる様になるのです。
だから、痛みに執着しない日常生活を創り上げていくことが必要となります。
具体的には
- 「痛み行動」をやめる
- 「痛みを避ける行動」をやめる
- 「痛みに集中しない」
この3つです。
「痛み行動」をやめる
「痛み行動」とは痛みの存在を誰かに知ってもらう為の表現・行動全般です。
「痛みを避ける行動」をやめる
走る・長時間歩く・ジャンプなど「痛みが出そうだから」と避けていた行動全般です。
「痛みに集中しない」
痛みが出たら痛みを探る、痛みを確認するといった行動全般です。
これらの行動を少しずつ控えていくことが大切になります。
※「今から全部やめて!」というものではありません。少しずつ減らし、必要なものは続けて下さい
この様な取り組みを続ける事で痛みが「楽」になっていきます。ただ「無くなる」事はありません。
何故なら、痛みの根本原因である「自己イメージ」は未だに居座っているからです。
痛みを完璧に撲滅するには
必要なのは「気付く事」です。
実際には存在すらしていない「思い込み」「誤ったセルフイメージ」などの存在を自覚し、脳の動かし方と自分の言葉を変えていく必要があります。
それには「知る事」が必要です。
- 何故、そんな不満を抱くのか
- 何故、そんな心配を抱くのか
- 本当の自分はどうしたい?
- 本当の自分はどう感じている?
目を向ける事の無かった「自分の内側」に目を向け、探り、知る必要があります。
今まで積み重ねてきた葛藤、我儘、不安、固定観念、思考回路。
人それぞれで抱えているものは違いますが「それぞれが抱えているもの」によって偏桃体は興奮を続け、精神的・肉体的な症状や病気を引き起こすのです。
だから、私は本当の自分に耳を傾け、自分自身を知ることをおススメします。
それが二度と痛まない身体になるための最善の道です。
私達は慢性化した痛みや病気になるという経験を「きっかけ」として「本当の自分」に気付くチャンスを得たともいえます。
今現在、カラダに起こっている事を把握することは大切です。
ですが、その一方で「なぜ、ここまで至ったのか」という今までの流れに目を向け、自分自身と向き合う事の方が大切なのです。
自分自身を遡る事で「思考の癖」「感情のつまり」などが見えてきます。
痛みを含めた慢性病の正体。
それは「理想と現実のギャップ」です。
- 「自分らしく生きたい」
- 「心から幸せで満たされたい」
こういった潜在的な「願望」と、思い通りに生きる事ができない「現実」との間にあるギャップが「身体」に顕在化したものなのです。
脳を変える事ができるのは「あなた」だけです。
唯一、あなた自身が「あなたの思考回路」を再構築する事ができます。
今までの様に「誰かにしてもらう」という受け身のスタンスでは何も変わりません。
痛みの改善は自分の意志で。他人に何とかしてくれという考えは捨てなければいけません。
しかし、これを一人でやり切るのはとても大変です。
でも大丈夫です。
元気回復堂はあなたを強力にサポートすることが出来ます。「オンサ心理療法」をはじめ最新の脳研究の知見を取り入れたセラピーを活用してアナタを全力でサポートします。
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尚、痛みの第一現場についてはHPをご覧になってください。