「痛い・だるい・しんどい」といった言葉で表現できる「言語化された痛み」と違い、「歪み」として身体に浮き上がってくる「非言語化された痛み=深層の痛み」の多くは簡単には整ってくれません。
「何がここまで歪みを定着させるのか」
当院ではこの「痛みの深層」について研究を続けてきました。
その結果、辿り着いた結論が「感情の不安定=自律神経の不安定」です。
1994年に神経学者のポージェス博士が提唱した「身体安全性理論=ポリヴェーガル理論」と重なりますが「幼少期の生存に関わるトラウマ」が自律神経の安定を抑え込んでいる為に起こっていると結論づけました。