2004年11月14日早朝、左肩肩甲骨部分の激痛と左足の痺れで目が覚め、余りの痛さに身動きが取れず、そのまま整形外科を受診することになりました。

診断の結果、「頚椎椎間板ヘルニア」とのことで入院加療となり、安静を余儀なくされました。

入院中は、ブロック注射、痛み止めの服用、牽引、ホットパック、電気治療等の理学療法を行いましたが、痛み止めであるブロック注射が効いている間は幾分楽になるのですが、注射の効力が切れると痛みが戻ってしまい、一体いつになったらこの痛みが取れるのかと、不安と焦りを感じていました。

結局、入院から2ヶ月後、痛みが改善されないまま、退院することになりました。

その後、幾つかの病院を渡り歩き、大学病院や日本でも有数の脊髄専門医の診察も受けましたが、何処も治療は同じでした。

通院のしやすさを考え、自宅から近い整形外科医院に、理学療法とブロック注射に約2年程通い、その他にも、はり、マッサージ等の東洋医学にも通いましたが、痛みが改善することはありませんでした。何処へ行っても「何故、そんなに痛みが治まらないのか」と不思議がられるばかりでした。

毎日続く痛みにより不安は募るばかりで、痛み止めと精神安定剤の服用により、胃潰瘍も併発し、その上会社も休職となり、経済的にも苦しくなってきて、本当にどうして良いのか、まさに生き地獄でした。

「痛み＝恐怖」となっていた私は「もうこのまま死んでしまいたい。痛みがなくなれば死んでも悔いはない」そんなことを考えるようになっていました。

それでも、何とかこの痛み地獄から逃れる方法はないかと想い、痛みを押していろいろな文献を読み漁りましたが、これと言ったものに出会えずにいたところ、ある日、インターネットで「痛みはストレスが原因」という説が掲載されているのを発見し読み進めていくと、同じ考えで施術を行っている『元気回復堂』の秋山先生が紹介されていました。

住所を見ると函南町で施術院を開いているとのことで「痛み＝ストレス」に興味を持った私は、早速先生のところに電話をし、予約を取りました。

2日後の予約日、半信半疑で施術を受けると、今まで受けていた治療と違い痛みが和らぐのを感じ取りました。もしかしたら痛みが良くなるのではないかと期待を胸に、何年かぶりに明るくさわやかな気持ちで帰宅することができました。

後で秋山先生に聞いた話ですが、初めて私を見たとき、なんとも陰気で暗い感じがし、体中が鉄板のように固くなっていて、こんな状態で良く生きていたと思ったそうです。

施術中は私の苦しんできた話を良く聞いてくださり、やっと私のことが分かってくれる先生に出会えたと、とても嬉しい気持ちでいっぱいでした。また、ストレスが原因で脳が疲労し、この脳疲労による身体の痛み不調が発生することも、素人の私に分かりやすく説明をしてくださいました。

私は神経質なところがあり、物事の道理がきちっと通っていないと納得しないタイプで、曖昧な部分を許せず他人を攻めてしまうという性格の持ち主です。

攻撃的なタイプの私は、それだけストレスを感じやすく、「許せない」というかたくなな気持ちが全て自分の心身に跳ね返ってくるということも、施術を受けて行く中で気付かせてくださいました。

自分の思い癖や考え方のパターンを改善することも指導してくださり、体だけでなく「心の施術」も同時に行ってくださいました。

週2回、脳及び心身の疲労を取り除く施術と心の施術を受け、日に日に痛みが改善し、痛みに対する恐怖心もなくなり、心身ともに元気になっていく自分がうれしくて、うれしくてたまりませんでした。

途中、数回、痛みがぶり返し(好転反応)、この方法でいいのかと思い悩んだこともありましたが、諦めず施術を続けていくと、今まで以上に痛みが改善されていくことが実感できました。

施術を受けてから1ヶ月で痛みがほぼなくなり、2ヶ月目には無事に復職することができました。2年振りに職場に戻った私を見た上司、同僚は「明るく元気になったね」と心から喜んでくれました。復職後1年半経った今でも痛みがなく、残業もこなし元気に仕事に励んでいます。

何処へ行っても良くならず、生きて行くことを諦めていた私を引き受けてくれ、辛抱強く施術してくださった秋山先生には感謝の気持ちで一杯です。

秋山先生に出会え、施術を受け生きて行くことの楽しさを取り戻し、本当に良かったと痛感しております。

心身ともに痛みのない人生、こんなにすばらしいことはありません。

秋山先生、ありがとうございました。